正しい「労働時間管理」のあり方
- 現行の労働法制の基では、労働時間と賃金との整合性が強く求められます。そして、これらは、三つある就業規則上の絶対的必要記載事項に含まれています。では、どのような労働時間管理が正しいのでしょうか。本講座では、その具体的方法を明らかにします。
- また、平成22年4月1日の改正労働基準法では、大企業に対しては1ヶ月に60時間以上勤務させた場合、その時間について50%以上の割増率で賃金を支払うこととされ、規制が厳しくなってきております。中小企業に対しては、今のところ適用猶予とされていますが、しかし、本来、時間外労働というものは「臨時」「突発的」なものであるはずで、「予め残業ありき」という考え方にはそもそも問題があるのではないでしょうか。
- さらに、「未払い残業代請求」などが多く見聞されるようになってきており、企業防衛的な観点からも対応が必要です。
- 法改正や最近の動向を踏まえ、会社が講じるべき労働時間管理のあり方と、合法的な賃金計算の仕組みについて理解を深めます。
研修プログラム3時間コース
時間 | 内容 |
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9:30 | 1.労働時間管理について 2.残業代削減について 臨検監督、是正勧告の概要と対策 管理監督者の考え方など |
12:00 | 終了 |